Shopify

自社ネットショップにギフト決済機能を月額初期費用無料で追加できるShopifyアプリAnyGiftの導入方法や使い方を徹底解説

みなさんこんにちは。
ShopifyのECサイト構築や運営サポートを行なっているささいちです。

以前の記事で、自社ネットショップにギフト機能を追加できるAnyGiftというShopifyアプリがリリースされたと記事にしましたが今回はそのアプリを実際に触ってみて、どんな画面なのか、どういったことができるのかを詳しくみていこうと思います。

自社ネットショップにギフト決済機能を月額初期費用無料で追加できるアプリが登場 みなさんこんにちは。ShopifyのECサイト構築や運営サポートを行なっているささいちです。 LINEやネットを通してお友達や家...

AnyGiftとは

2022年の4月にリリースされたアプリです。

相手の住所を知らなくても商品をプレゼントできる「ギフト機能」を自社のネットショップに追加できるShopifyアプリです。

お客さんはギフト決済を選択し、発行されたURLを相手に送るだけで商品をプレゼントすることが可能です。現代において住所は知らない友達がいる方も多いと思うので、この機能はお客様側にとってもお店側にとっても重宝します。

概要や主な機能

時間がない方はサクッとこの表を見てくださいねー!

AnyGift
月額料金無料
手数料3%
導入のしやすさテーマカスタマイズから追加するだけ
その他機能商品毎で使用するか切替可能

導入方法

まずは、自分のストアのアプリ管理からShopifyアプリをインストールしましょう。

AnyGiftはこちら

アプリをインストールすると、初期設定として上記のような案内が表示されますので案内に沿って設定をしていきます。

導入としては
①eギフトを使う商品をONにする
②テーマカスタマイズから表示する
この2ステップなのですぐに導入できます。

eギフトを使う商品をONにする

アプリの管理画面から「商品一覧」をクリックすると登録されてアクティブになっている商品が一覧で出てきます。ここで画面右側にあるボタンを押すことでギフト機能を有効化することができます。

これだけではまだ使用できないので次のステップを忘れないようにしてください!

テーマカスタマイズから表示する

Shopifyの管理画面から「オンラインストア」→「テーマ」→「カスタマイズ」で上記のような画面が開くと思います。

ここから「テーマ設定」→「アプリを埋め込む」からAnyGiftを有効化してください。
これで商品ページに表示され使えるようになりました!

ささいち

めちゃくちゃ導入簡単やん…

AnyGiftの細かい機能について

AnyGiftは2022年4月にリリースしたばかりなので細かい機能は現状あまりないです。
逆にシンプルな設計だからこそストア運営者さんの導入ハードルも低くなるのでそういった点でもかなりおすすめです。

商品ごとにギフトを有効化できる

これはストア側としてはありがたい設定です。「特定の商品だけギフト設定対象にしたい」逆に「特定の商品は対象外にしたい」などの要望にも対応可能です。

ただ、現状の管理画面だと商品をひとつひとつアクティブにする必要があるので商品数の多いストアさんは結構大変な印象を受けました。

ささいち

僕のショップはまだ商品数が10点も無いので全然問題なかったです!

AnyGiftyを実際に使用するときの見え方

購入までの流れ

AnyGiftの表示がされるのは「商品ページ」です。
商品ページの「カートに追加する」ボタンの上に「eギフトで贈る」が選択できます。選択すると注意事項やメッセージの内容を記入する欄が出現してくれるのでここに相手へのメッセージを記入しましょう。

ささいち

メッセージは相手に贈るURLのページに記載されます!!

表示位置はコードを使えば簡単に変更できるみたいです!
変更方法はアプリ画面の「よくある質問」から探せますよー!

その後、通常通り購入に進むことで完了です。

ちなみにカートへ入れたときの表示はこんな感じ

購入が完了すると

注文完了ページにこのような表示がされるので、ここに表示されたURLを相手に送ることでギフト送信は完了です。

ささいち

デザインが自然でストアのデザインに馴染んでいるのがめちゃくちゃ良い!!

ギフトの受け取り有効期限は6日後の23:00までと固定なので注意が必要です。

もちろんメールにもしっかりとURLが届くので安心です!!

ギフトのURLを受け取ったら

ギフトを贈られた側がURLを開くとこのような画面が出てきます。
「eギフトを受け取る」のボタンを押すと配送に必要な住所を記入する欄が出てきます。

必要事項を入力して進んで完了するとこのようなサンキューページが表示されます。デザインが可愛いですし、個人的にいいなと思ったポイントとして、画面一番下に「ブランドページを見る」というボタンがあることです。

これがあることで、ギフトを受け取った人が「どんなストアなんだろう」とストアに訪れてくれる可能性があるということです。

ささいち

こういった細かい動線がECのファン作りには必要になってくると思っています!

管理画面での見え方

管理画面の注文管理からの見え方はこちらです。ここの項目を見ればお客さんがどのようなメッセージカードを入力したのか、送り主の名前が確認できます。

テスト注文による検証画面です

eギフトでの注文が入るとその注文には「eGift」「eギフト受取入力待ち」の2つのタグが自動で付与されます。

ギフトお届け先が入力されたらeギフト受取入力待ち」のタグが自動で消えるので、わかりやすいです。

最後に

SNSでも話題になっていて、もうすでに導入したストアさんもいくつかみてきました。

実際に使ってみて感じたこととしては細かい機能はまだないものの、導入の気軽さやデザインのかっこよさがあり、どんなストアでも使えるアプリだと思いました。

まだまだ課題はありつつもギフト機能の可能性はかなり大きいなと感じております。LINEギフトのように気軽に自分のお気に入りの商品を自社ネットショップで贈れるというのは新規の顧客獲得にも繋がるし、紹介という良い形で広がってくれるのでストア側にも大きなメリットをもたらしてくれると思います。